終活でわからないことがあれば誰に相談すればいい?

終活の重要性については、いままで再三にわたって説明してきました。終活をする、ということがどれだけ大事なことか、また、それが今生きている自分の人生を充実させることにつながるか、ということはお分かりいただけたかと思います。そこで、「じゃ、自分も終活を始めてみるかな・・・」と考えたとき、たいていの人は「何をするのかわからない」という問題に直面します。

終活に関する書籍やインターネットサイトはたくさんありますが、それを読んでも実際の行動に移すまでは抵抗があるかもしれません。そういう人には、専門家を頼ることをオススメいたします。まず、終活について総合的に話を聞いてくれるのが「終活カウンセラー」です。これは「一般社団法人終活カウンセラー協会」というところが認定する資格です。

この資格を持っている人は、葬儀社などに在籍しているので、まずは一度話を聞いてもらうといいでしょう。また、組織に属していない場合でも、ボランティアで相談を受けてくれる場合があります。いきなりお金を払うのは・・・と思う方でも、ボランティアなら気軽に取り組めるかもしれません。

「こういうことをしたいんだけど、何をどうすればいい?」といった些細な疑問でも答えてくれますので、まずは気軽に相談しましょう。また、財産があって、それを遺族にどう相続させるか悩んでいる場合は、士業とよばれる専門家に話をしてみるといいかもしれません。税理士、司法書士、行政書士、弁護士などがこれにあたるでしょう。

ホームページなどに「相続税に強いです!」「相続はおまかせください!」と書いている場合、その事務所は相続に力を入れていることが想像できるので、効果的かもしれません。こういった専門家を探すときに注意したいのは、余裕のあるうちに頼む、ということです。自分自身が入院してしまったり、不幸にも天に召されてしまったりしてから探すのでは、ゆっくりと話を聞いてくれる人に出会えるとは限りません。

むしろ出会えないケースのほうがおおいでしょう。また、自分の人生の締めくくりに大事なのは、葬儀のことです。これは、口コミなどで信用のできる葬儀社を探して相談してみるといいでしょう。葬儀の方向性、予算など、葬儀に関することは決められるうちに決めておいたほうが遺族への負担も少なくなります。

でも、なんと言っても一番大事なのは、残される人たちとの話し合いです。日本ではどうしても「生きているうちに死んだときのことを考えるのは縁起が悪い」という風潮があります。しかし、ある程度の年齢になったら、自分が亡くなった後のことを考えるのも、残された人に対する配慮として必要なことではないでしょうか。残される人と話し合いをしているうちに、自分がどうしたいのか、どうすればいいのか見えてくることもあるのです。

これだって、立派な終活です。だからこそ、一度、折に触れて自分にとって大切な人たちと「自分が亡くなったときにどうしてほしいか」ということを真剣に話し合うことは本当にといえます。そして、これこそが終活をする最大の目的でもあるといえるでしょう。自分の願いを伝えることこそ、本当の終活なのです。

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